学生ローンを深く理解して頂くためにも、学生ローンのこれまでの歴史を振り返ってみたいと思う。
学生ローンは東京都の高田馬場という街で第一号店が誕生し、以来メキメキと成長してきた学生専門のローン会社である。
設立当初は知名度も低く、利用者は高田馬場近郊の大学や専門学校生、予備校生に限定されていた。
現在のようにインターネットもなく、存在を知らしめる為の手段が口コミしかなかったのだ。
このような状況下で当然のように苦戦を強いられていたが、企業努力によって大きく飛躍した。
その礎となったのが口コミによる拡大である。
口コミによる顧客の獲得は、日々の営業努力が重要で、お客様の声に耳を傾け、クレームは重要な意見として対応する姿勢が大事なのだ。
こうした努力の積み重ねによって、口コミ客が増え、顧客数・貸付残高を大きく伸ばした。
こうして学生ローンは顧客数を確実に伸ばし、現在の地位を確立している。
その結果、大手にもひけをとらない低金利とサービスの拡充によって、さらに利用者の拡大化が進んでいるのである。
現在、学生ローンの金利は平均で17.0%だ。
これは大手消費者金融にも負けていないし、それどころか勝っているのではないだろうか。
インターネットの普及で日本全国が市場となった今、正に追い風となって今なお成長し続けている。
学生ローンの利便性は、学生に受け入れられる営業形態にある。
その一つに審査が優しいという特徴があるだろう。
誤解を招いてはいけないので念のため付け加えるが、審査があまいという事ではない。
学生が最も懸念するプライバシーの問題に、大きく配慮しているという事だ。
例えば、在宅確認やアルバイト先の在籍確認は基本不必要で、身分証などの必要書類に不足があり、かつ本人の同意がある場合のみ在宅や在籍確認がある程度だ。
また、郵便物も基本、初回のみである。
大手などにありがちな、月一の利用明細書の発送やダイレクトメールなどは一切ない。
とことんプライバシーに配慮しているのだ。
郵便物に関するエピソードはもう一つある。
知らない間に完済してしまった場合だ。
通常、全額返済をする場合は、入金日によって利息が異なる為、事前の電話連絡を学生ローンは必要としている。
しかし、数多くいる利用者の中には、残高など気にしないで毎月コンスタンスに支払いを続ける者が意外と多い。
彼らは、気づかないうちに全て完済し、その後も振り込みを続けるケースが結構あるのだ。
こうした顧客に対して、学生ローンでは連絡可能客には当然連絡を試みる。
携帯電話への連絡はもちろん、一人暮らしであれば書面での通知も当然実行する。
相手が一人暮らしならこのような方法で連絡を取るようにするのだが、実家暮らしの場合にどうするかという問題がある。
このケースは非常に難しく、利用者によっては「知らせてほしい」という人と、「自宅への電話や通知はカンベンしてほしい」という両方の意見があるだろう。
現実問題としては、後者の方が圧倒的に多く、家族同居の自宅に郵便物は絶対にイヤだという人が圧倒的に多いのである。
学生ローンからすれば、完済後の預り金はなるべく早めに処理したいところだ。
収入には一切ならない上に、事務仕事は永遠続くからである。
また、場合によっては誤解すら招きかねない。
なので、とっとと連絡をとって終わりにしたいというのが本音なのだが、学生ローンは家族と同居の場合は郵便物を送らない方針を選んだ。
やはり、家に郵便物が送られると困るという意見を尊重してのことだ。
何年も経ってからようやく本人から学生ローンに残高確認の電話を入れ、ようやく完済している事を知らされる利用者も多いが、預り金は当然返金されるので、突然の臨時収入に大喜びする者も多い。
まだ残高が残っていると思っていたところが、逆にお金が戻ってくるのだからそれは嬉しいだろう。
長々と学生ローンの歴史を振り返り、学生ローンがいかにお客への気配りを大事にしているかがお分かり頂けたと思う。
このような姿勢を知って頂ければ、学生ローンの利用に際して抵抗なく申し込みをすることもできるだろう。
学生ローンが貴方のキャンパスライフに、大いに役立ってもらえればこの上ない喜びである。