さて、これまで学生ローンの歴史や顧客への気配りなどについて解説してきたが、なんとなく不安感は拭う事ができただろうか?
これまでは、学生ローンが安心して利用できる大変便利なローン会社である事を説明してきたが、ここでは実際の利用例やその他取引き上の注意点などを紹介したいと思う。
その前に一つだけ言わせてもらいたいのが、やたらむやみに借りないでほしいという事だる。
学生ローンは確かに便利だが、ギャンブルやマルチ商法の類に使う事は絶対にやめてもらいたい。
便利どころか有害になってしまうので注意してほしい。
●申し込み
では、まずは申し込み時に必要なものから紹介しよう。
既に学生ローンの公式サイトなどでご存じの方も多いだろうが、学生証の他に免許証か保険証は必須となる。
それ以外では会社や店頭か振り込みかによって異なるが、キャッシュカードや公共料金の領収書などが必要となる場合もある。
店頭の場合はその場で提出するだけだが、振り込みキャッシングを希望する場合は写メなどで送るのが通常のやり方だ。
写メで送信する場合の注意点として、最近のスマートフォンはカメラの性能が良く、画像サイズがやたらと大きい。
画像サイズが大きすぎると、送信できないことが多い。
例えば、最近のスマホでは画像サイズが10MBを超えるものが多いが、ソフトバンクのi.sofutbank.jiでは1MBを超えると送信ができない。
このような場合はGメールなどを使うと良い。
Gメールでは25MBまで送信可能なので、こういった知恵も必要となってくるだろう。
申し込みは、店頭の場合はその場での審査となるが、振り込みの場合は電話による審査となる。
学生証などの身分証は、審査が通ってから送信する。
そこまで終了すれば手続きは完了となり、晴れて銀行口座に振り込みが実行されて完了だ。
●返済
借りたからには返済も考えなければならない。
返済計画を立てる事は極めて重要であり、そもそも借りる時に無理のない範囲で借りる事が重要だ。
現在では、送料規制によって年収の3分の1までが借り入れの上限だが、一応3分の1という数字は目安にはなるだろう。
また、返済シミュレーションなどを活用して、実際にシミュレートしてみる事も大切だろう。
厳禁書留での返済も注意が必要だ。
厳禁書留の場合、学生ローン側に到着した日が「返済日」となる為、意図としない延滞が発生するおそれがある。
書留の場合は3~4日は余裕をもって送金するようにしてもらいたい。
●遅延
アルバイトの収入が安定しない学生にとっては、支払いの遅延はやむをえないものとしてつきまとう。
まず、支払いが遅れそうだという場合は、必ず電話で相談する事が大切だ。
連絡を怠ったり、メールで済ませようとすると信用問題にかかわるので覚えておいてもらいたい。
特に長期滞納の場合は学生ローンから重要な伝言があるはずで、それを聞き逃すとやっかいな事態にもなりかねない。
裁判がその一つだろう。
裁判になれば強制執行により、給料の差し押さえや家財道具の差し押さえなど、日常生活ではありえない事態まで懸念されるのだ。
せっかく学生ローンを利用したのに、このような事態になってしまっては本末転倒だ。
遅れる場合は必ず電話で連絡をし、返済の約束をする事が重要となる。
●その他
住所や携帯電話など、重要な変更事項が発生した場合は、必ず電話連絡を入れるようにすること。
特に元々の登録住所が一人暮らしの場合、強制的に実家の住所にされかねない。
そうすると、支払いが遅れた場合などに督促状が実家に送られてしまうので、要注意だ。
●追加・再契約
学生ローンにおける追加や再契約の申し込みは、新規と違って全手間はかからない。
店頭なら身分証持参ですぐに融資が受けられるし、振り込みを希望する場合は電話1本で即完了だ。
こういった意味でも、新規での借り入れは必要最低限の金額に抑えるべきなのだ。
無駄な利息をわざわざ払う必要もないだろう。