学生ローンのLIMITE ZEROは、学生ローンの申し込みから返済、その後会員となった後の諸手続き等、はじめての人でわかりやすいように解説するものである。
学生ローンを利用したいけど、何をどうすれば良いのかわからない。そんな方の為に、実際の流れをリアルに表現し、なるべくわかりやすい内容で情報を提供していきたいと思います。
最初にやること
学生ローンの申し込みで、最初にやることは会社選びだ。
どの会社で借りるかは、利息や返済方法など、予めリサーチしておく必要がある。
特に見るべきところは、金利と返済方法などの貸付条件である。
また、貸付条件の他に貸金業者の登録番号を確認する必要もある。
登録番号とは、貸金業者としての登録更新が何回されたか、数字で客観的にわかる仕組みとなっている。
例えば、東京都知事(10)となっていれば、その会社は東京都内にのみ店舗又は営業所を構え、10回貸金業者登録の更新を行っている事を意味する。
1回の更新は3年なので、(10)は30年以上更新を続けている事になる。
10回更新していうという事は、厳しい検査をクリアしているという事になるので、信頼性という面で大きな物差しとなりうる。
大まかな流れ
学生ローンを利用する為の大まかな流れを説明したいと思う。
まずは申し込みだが、お店まで出向いて借りるのか、それとも振り込みを希望するのかを決め、それぞれの方法で必要な書類を用意する。
因みに、来店の方が利用限度額が優遇されやすいので、可能な人は来店が推奨だ。
ネットで申し込む場合、必要となる書類は次の通りだ。
1.学生証
2.免許証か保険証
3.銀行のキャッシュカード
4.公共料金の領収書・または請求書
これらをスマートフォンなどで取り込み、メールで送信する。
あまりサイズが大きいと遅れない場合があるので、サイズ調整ができる場合は1枚あたり1MB以下にすること。
特にソフトバンクのiphoneを使っている場合は注意が必要だ。
審査そのものは電話による聞き取り調査で実施されるが、審査が通ったら必要書類を送る事になる。
画像審査を終えて最終審査が完了。
ここでようやく契約成立となり、お金が指定の銀行口座に振り込まれる。
返済について
返済方法は、店頭持参・振り込み・現金書留とあるが、会社によってはATMや自動引き落としを取り扱う学生ローンもある。
また、返済の種類も2種類あり、元金自由返済方式と借り入れ金額スライドリボルビング方式がある。
どちらが良いかは人それぞれだろうが、それぞれに長所と短所があるので、うまく活用してもらいたい。
簡単に説明すると、元金自由返済は最低利息だけでも済むところが長所となるが、裏を返すといつまでも甘えた返済になりがちになってしまうという事も否めない。
一方、残高スライドリボは、毎月確実に残高は減るが、月々の最低返済額が自由返済と比較すると負担が大きくなる。
返済方式については、会社によって異なる為、これも事前に確認しておいた方が良いだろう。
学生ローンが信用しきれないという方へ
学生ローンの申し込みに躊躇する要因として、以下の点が挙げられます。
1.聞いたこともないような会社で本当に大丈夫なのか?
2.親に知られたりしないのか?
3.家に郵便物がきたりしないのか?
4.就職などに悪影響はないのか?
5.将来、住宅ローンや車のローンなどに影響はないのか?
順番に解説すると、次のようになる。
1.聞いたこともないような会社で本当に大丈夫なのか?
会社の信用は規模だけではない。
むしろそのような懸念が悪材料としてある為、より信頼される営業に努めている。
学生ローンで(10)登録業者が多い事も忘れてはならない。
2.親に知られたりしないか?
3.家に郵便物がきたりしないのか?
2と3は同時に説明する。
いわゆる「親バレ」という現象は、学生ローンの利用明細などが偶然見られてしまった場合によく起こる問題だ。
これは、書類の管理をきちんとしていれば済む問題で、学生ローンからわざわざ親に対して連絡が行く事はない。
郵便物に関しては、初回が店頭申し込みなら全く心配ないが、振り込みローンの場合は避けられない。
親と同居の場合は、個人名での郵送を希望するか、可能なら来店が望ましい。
一人暮らしの場合は全く心配はいらない。
4.5.就職や住宅ローン・車のローンなどに影響はないか?
これも4・5を同時に説明する。
就職先が他人の借り入れ情報を入手する事は困難で、仮にできたとしてもそれは違法行為となる。
借り入れ情報を入手する権利は、貸金業者が与信を判断する目的でのみ許されている事であり、かつ本人の同意が必要となる。
今回の例では、就職先が採否目的で、しかも同意を得ないで取得する事になる為、明らかな違法行為となる。
住宅ローンや車のローンについては、ごく稀に指摘されるケースがあるが、99%問題はない。
100%とは言い切れないので、指摘を受けた場合は、学生ローンの解約をするなどする必要がある。
詳しくは、利用歴のある学生ローンに問い合わせみてほしい。